猫が亡くなった後の手続き|マイクロチップ・保険・定期便の確認

ねこメモリアル編集部

愛猫を見送った後、火葬や遺骨のことに加えて「届け出や契約は何をすればいい?」と気になることがあります。手続きは、マイクロチップの登録状況・ペット保険の加入・定期購入サービスの利用によって異なります。お見送り当日にすべて終える必要はありませんが、請求期限のある契約は早めに確認しましょう。

首輪をつけた猫の穏やかな横顔。手続きガイドのイメージ

まず確認するのはマイクロチップの登録先

環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」制度で登録している猫が亡くなった場合は、指定登録機関へ死亡の届出が必要です。環境省の案内では、オンラインまたは紙で届け出ることができ、届出そのものに手数料はかかりません。登録証明書を用意して確認してください。

以前から民間登録団体のデータベースに登録している場合は、環境省の指定登録機関への登録と同じとは限りません。どの制度に登録したか分からなければ、動物病院や登録書類で確認しましょう。

参考:環境省「犬と猫のマイクロチップ情報登録に関するQ&A」/指定登録制度の手続きサイト

マイクロチップの「装着」と「登録先」を見分ける

マイクロチップが入っていることと、環境省指定の登録制度に情報が登録されていることは同じではありません。まずお手元の登録証明書にある制度名を確認してください。2022年6月より前に民間団体の制度へ登録した情報は、環境省の制度と自動的に同じ状態になるとは限りません。登録先が分からない場合は、装着した動物病院や保護団体へ問い合わせます。

環境省は、指定登録機関に登録されている犬猫が死亡した場合、指定登録機関への届出が必要で、オンラインまたは紙で手続きでき、手数料はかからないと案内しています。環境省の制度Q&A(問15・16)に一次情報があります。

亡くなった後の連絡は、期限があるものから

優先して調べたいもの 理由と確認内容
ペット保険の未請求医療費 会社・契約ごとに請求の方法や推奨期限が違うため、領収書を確保する
フード・猫砂の定期便 次回の注文確定・発送予定日が近いと変更できない場合がある
マイクロチップ登録情報 登録先を確認し、指定登録機関の死亡届を行う
写真・思い出の整理 契約手続きとは違い、心の準備ができてから進めてよい

保険会社によっては死亡連絡と診療費の請求が別手続きです。ペット保険の解約・請求の確認方法で整理しています。

「猫の死亡届」を市区町村へ出すのか

犬の登録・狂犬病予防法に関する手続きと、猫の手続きを混同しないようにしてください。猫については犬と同じ全国一律の自治体登録・死亡届があるわけではありません。ただし、自治体独自の制度、登録状況、マイクロチップの登録先によって必要な連絡は変わります。地域の案内も確認しましょう。

ペット保険は解約と治療費請求を分けて考える

ペット保険に加入している場合は、保険会社へ死亡の連絡・失効や解約の手続きを確認します。亡くなる前の通院・入院費で、まだ請求していないものがあれば領収書や明細書を保管してください。

契約により、死亡日の確認書類の要否、請求期限、返還保険料の扱いが異なります。たとえばアニコム損保は、死亡後の手続きと解約後の保険金請求に関する公式FAQを公開しています。詳しくは猫のペット保険の解約・請求ガイドをご覧ください(関連記事の公開後に移動できます)。

日常サービスは、契約一覧を見て一つずつ停止する

キャットフードや猫砂の定期便、トリミング・ペットホテル・動物病院の予約、見守りアプリなどを利用していた場合は、停止・解約の手続きを確認します。定期便は次回配送日と変更可能期限が近いこともあるため、注文履歴やメールを確認しましょう。

確認するもの 手元に用意するとよいもの 連絡先
マイクロチップ登録 登録証明書・識別番号 登録している機関
ペット保険 保険証券・診療費領収書 加入する保険会社
定期便 注文番号・次回配送日 販売店のマイページ
予約・預かりサービス 予約確認メール 利用先

心身の負担が大きいときの進め方

手続きを一度に行うのがつらい場合は、まず証明書や領収書、契約メールを一つの場所にまとめます。期限のある連絡は家族に代わってもらう方法もあります。写真や遺品の整理は、必要な手続きと分けて後日に回して構いません。

火葬前後の具体的な流れは猫が亡くなったら何をする?をご参照ください。

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