製品全体が同じ素材とは限らない
クリスタル位牌に台座や金属部品が付く場合、木製ステージに塗装・固定金具が使われる場合、陶器のモニュメントにアルミ製のふたが付く場合があります。無理に部品を外さず、付属の取扱説明書やメーカーの指示を優先してください。
素材別に気をつけたいこと
| 素材 |
基本の扱い |
避けたいこと |
| クリスタルガラス |
まず柔らかな乾いた布で軽くほこりを取る |
硬いブラシ、強い摩擦、落下 |
| 天然木 |
ほこりを払い、木目や金具の変化を見る |
長い水濡れ、強い日差し、過度な湿気 |
| 陶器 |
ひび・欠けを外側から確認する |
衝撃、破片を素手で拾うこと |
| 金属 |
ふたや金具のゆるみ・変色を確認する |
用途の分からない研磨剤、無理な開閉 |
これは一般的な扱い方の目安です。加工面や塗装の仕様によって異なり、濡らしてよいか分からないときは商品名・型番を伝えて確認してください。
動かすときは、先に置き場所をつくる
ガラスや陶器の位牌・骨壺を掃除のために移すときは、先に安定した平面を空け、一点ずつ移動させます。机の端へ仮置きしないこと、濡れた手で持たないことも大切です。
同居猫がいる場合は、猫が棚へ飛び乗る経路を確認しましょう。同居猫がいる家庭の供養スペースで具体的な危険箇所を紹介しています。遺骨を納めた容器を掃除のために何度も開ける必要はありません。
同じ「クリスタル製」でも、加工部分には注意する
クリスタル位牌の写真や文字には、UVカラー印刷・レーザー彫刻など商品ごとに異なる加工があります。表面に印刷された箇所を強くこすると、素材そのものではなく印刷面に影響する可能性があります。「ガラスだから水洗い・アルコール拭きしてよい」とは判断しないことが大切です。
| 気づいたこと |
最初にすること |
避けること |
| 写真・文字付近の指紋 |
加工方法と取扱説明書を確認する |
研磨剤や洗剤で繰り返し擦る |
| 木製台座の水滴 |
製品案内に沿い、広がらないよう対応を確認する |
水に浸す、加熱して乾かす |
| 陶器のひびや欠け |
安全に置き、写真を撮って販売店へ相談する |
遺骨を納めたまま無理に接着修理する |
| 金属ふたの緩み |
製品の構造・パーツ交換可否を確認する |
用途の分からない工具で強く締める |
掃除する回数より、安定した場所に置けているか、付属品が外れかけていないかが重要です。再購入が必要かどうかも販売店へ相談し、遺骨や写真を傷める可能性のある自己修理を急がないようにしましょう。
変色や傷が気になる場合の問い合わせ例
「クリスタル位牌KP-22の写真加工面に指紋がつきました。乾いたマイクロファイバークロスで拭いてよいでしょうか」「木製ステージに水滴がつきました。どのように対処すべきでしょうか」のように、型番・症状・使おうとしている道具を伝えると、メーカーが判断しやすくなります。
汚れを取ろうとして洗剤や接着剤を使う前に、販売店またはメーカーへご相談ください。KP-22や木製ステージ プラートなど、商品によって素材と構造は異なります。
大切なのは保管を続けやすいこと
ほこりを払えること、安定して置けること、暮らしの中で扱いやすいことを目安にしてください。手入れの回数が愛猫への思いの大きさを表すわけではありません。