「一緒に並べる」と「別々に飾る」の違い
| 方法 |
向いている場合 |
気をつけたいこと |
| 一つの棚に並べる |
家族が同じ場所で思い出したい |
名前の取り違え、写真や骨壺の転倒 |
| 猫ごとの場所に分ける |
それぞれの写真や品を多く残したい |
置き場所の安全と日常の管理 |
| 一部を飾り、他は保管する |
棚が狭い、すべて見るのがつらい |
保管場所と中身の記録 |
並べる位置に決まりはありません。亡くなった順番や年齢順にしなければならないという義務もありません。
骨壺や形見は名前を明確に記録する
似た容器を使っている場合、外側または保管箱に名前や受け取った日を書いたラベルを付け、分骨した場合は元の骨壺と小容器の対応も記録します。遺骨自体を入れ替える作業は、必要性と扱い方をよく確認してから行ってください。
写真の裏面やデジタルフォルダにも名前を残しておくと、後から家族が管理するときに役立ちます。自然に抜けた毛・ひげなども容器を分け、誰のものか分かるようにします。
棚の幅は合計で考え、詰め込みすぎない
写真立てを二つ置く場合、幅だけでなく台座の奥行き、家族が手を伸ばすためのスペースも必要です。棚に入り切らないなら、一部を保管する、季節ごとに写真を替えるといった使い方もできます。
供養スペースの作り方に、棚の寸法を測り紙で配置を試す方法があります。各商品の外寸を確認し、同居猫が登れる場所や火気は避けましょう。
写真や形見を取り違えないための保管メモ
似た色の骨壺や同じデザインの写真立てが複数あると、後から管理する家族が迷うことがあります。遺骨の容器を開けて確認するのではなく、外箱や保管リストに猫の名前・受け取った年月日・容器の見た目を記録する方が安全です。
| 残す記録 |
記入例(架空) |
| 誰の品か |
ねこA/黒い骨袋、写真は青い額 |
| 保管場所 |
リビングの棚の左側 |
| 分骨の有無 |
ミニ容器にも一部を納めた/詳細は家族へ確認 |
| 問い合わせ先 |
火葬事業者・販売店の連絡先と受け取った書類 |
名前の違う容器に入れ替えたり、容器に直接貼ったラベルで素材を傷めたりしないよう、外箱などに記録する方法を検討してください。多頭飼いの家庭では新しい猫が棚に登る可能性もあるため、飾る数を増やしすぎない方が管理しやすいこともあります。
何匹もの思い出を、同じ形式に揃えなくてよい
ある猫は写真、別の猫は首輪、別の猫は骨壺だけという飾り方でも問題ありません。家族全員が同じものを飾りたいとは限らないため、共有する場所と個人で保管する箱を分ける方法もあります。
今暮らしている猫がいる場合は別の安全確認を
残された猫が供養スペースに近づくことがあります。骨壺・ガラス製品・花・食べ物・線香などを誤って触れたり口にしたりしないよう、安全に管理してください。残された猫の変化を悲しみだけのせいにせず、体調が気になる場合は獣医師に相談します。
関連:同居猫を見送ったあとの残された猫の変化。
家族ごとに思い出し方が違ってもよい
家族の中で「一緒にしたい」「個別に写真を置きたい」と希望が違えば、共有棚と個別の小箱を併用する方法もあります。どの猫も大切にしてきた時間を、一つの形式に揃える必要はありません。