ここでは家庭での過ごし方を紹介します。宗教的な法要を行う場合の日程や作法は、依頼する寺院などへ確認してください。
毎月の日付と、年に一度の節目を分けて考える
例えば10月16日に亡くなった場合、毎月16日が月命日として考えられます。毎年10月16日は、同じ月日を迎える年に一度の節目です。日々の中で短く思い出す機会と、一年を振り返る機会として、別の過ごし方にしても構いません。
「月命日だから毎月しっかり準備しなければ」と考えると、予定や買い物が負担になることがあります。まず、その日を覚えていたいのか、家族と話す時間を持ちたいのか、自分が大切にしたいことを一つ決めてみてください。
毎月違うことより、少ない準備でできることを選ぶ
写真立てを一度拭く、好きな写真を一枚見る、思い出を一行書くなど、手元にあるものでできる方法があります。写真を替える場合も、何百枚もの中から選び直すのではなく、数枚を候補にしておくと取り組みやすくなります。
家族と思い出す時間にしたいなら、「今月覚えていたことを一つ話す」といった短い形にできます。毎回悲しい話をする必要はなく、ごはんを待っていた声や寝場所など、日常の出来事でも構いません。書いて残したい場合は思い出ノートの質問集を使えます。
生花や供え物を毎回新しく用意することを条件にしない方法もあります。飾る場合は同居猫が触れないかや管理の負担を確認し、写真だけで過ごす月があってもよいと決めておきましょう。
31日がない月や、当日に時間がないときはどうする?
31日など、その日付が存在しない月に家庭でどう過ごすかは、月末にする、別の日に思い出すなど、自分たちの方法を決めておけます。これは宗教上の日取りを定める説明ではありません。法要を依頼している場合は、寺院や施設の案内を確認します。
仕事や旅行で時間が取れない場合は、当日は心の中で名前を呼ぶだけにし、家族で話す時間を別の日へ移すこともできます。日付を守るために無理をするより、参加する人の都合と気持ちを確かめましょう。
カレンダーの通知を使うなら、ほかの家族にも自動で知らせる前に希望を聞きます。毎月の通知が助けになる人もいれば、急に悲しさを感じる人もいます。通知を使わず、自分で思い出したときだけ行う形も選べます。
続け方は変えてよく、休む月があってもよい
始めた頃は写真を替えることが大切でも、時間が経つと別の方法が合うことがあります。準備が負担になっていないか、家族の参加が義務になっていないかを見直します。月命日の習慣を減らすことだけで、愛猫を忘れたことにはなりません。
今月は何もしたくない、写真を見られないという場合は、休んでも構いません。毎年の命日だけを大切にする案もあります。より幅広い過ごし方は猫の命日にできること、気持ちがつらいときは悲しみとの向き合い方をご覧ください。
編集:ねこメモリアル編集部。家庭での過ごし方・日付調整は編集部の提案です。宗教的な法要の日程の確認先の例:浄土宗公式「中陰表・年回表」。